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私も更年期は辛かった。私の経験と対処法。一人で悩まないで。

心身
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更年期と言う言葉を思うだけで気が重くなる。

私もとうとう女として終わるのか?

なんて絶望的な気分になったことを思い出します。

私の体験と対処法を書きます。

私の更年期障害

48歳頃から生理不順になり50歳になると半年に1度くらいになり51歳で閉経しました。

48歳頃は何故かイライラが心の奥から突き上げてくるような自分ではどうしようも出来ない怒りがこみ上げてくる感じでした。

更年期障害?

もう?

まだまだ、こんなに若いのに。

徐々に生理が遠のき閉経したときは淋しい気分になりました。

身近な人の死別が重なったことも追い打ちを掛けて眠れなくなりました。

一晩中ベッドの中で悶々と過ごす毎日で寝不足状態。

左顔面が口から瞼までピクピク動き引きつるようになりました。

顔面の痙攣は人と会っているときに突然起こるので変に思われてしまいます。

自分ではストレスも緊張もないつもりなのに会話中に突然大げさに顔がゆがむのです。

相手は何か悪いことを言ったのかと心配します。

初めのうちはたまに引き攣る程度でしたが、段々酷くなりました。

家で一人くつろいでいるときにも顔面痙攣が起こるようになりました。

病院に行きボツリヌス毒素製剤を注射することにより筋肉を麻痺させて、痙攣を防ぐ治療をしました。

3ヶ月~半年しか効果が続かないので定期的に注射しに通わなくてはなりません。

注射1回につき2万円の費用と注射の痛みで嫌になりました。

だから今でも顔面痙攣は治っていません。

その他症状には

  • ホットフラッシュ(体が熱くなり汗ダラダラ)
  • ほうれい線が気になる
  • 膣のカサつきと痛み
  • めまい
  • 疲れ
  • 腰痛

対処1、レディースクリニック

体の症状より心が病んでいくのが辛かったです。

誰にも分かって貰えない。

家族に言っても真剣に聞いて貰えない。

一人で何年も抱え込んでいたが思い切って婦人科を受診しました。

話を丁寧に聞いてくださる女医さんの前で涙がとどめなく出てきました。

ずっと一人で誰にも言えずに悩んでいたことをやっと吐き出すことが出来て、

すがりつきたい気持ちになったのです。

カウンセル後に症状を和らげるための漢方薬を処方してもらいました。

自律神経を整えるための漢方薬は私にとってはお守りのような感じで飲んでいました。

聞いていると言う確信は持てなかったが、「飲んでるから大丈夫」という安心感がありました。

睡眠のためのベルソムラ錠は服用するといつもよりは少しは良く眠れるようになりました。

エストリオール膣錠は膣のカサつきと痛みに効いたような気がしました。

でも、何よりも婦人科に行って良かったのは、親身に話を聞いて貰えたことです。

自分の悩みを包み隠さず話したら、一緒に対処法を考えてくれて治療してくれる人がいる。

この存在が私にとって心の安定に繋がったのです。

対処2.フィットネスクラブ入会

時間が余り取れないけど夜に2時間だけ週に2日ほどフィットネスに通いました。

フィットネスクラブ入会すると多くの人との出会いがあり新鮮でした。

若いトレーナーさんに優しく教えて貰いながらの筋トレは楽しいです。

他の会員さんとも親しくなりお喋りしていると心が晴れました。

多くの人に出会うのでおしゃれにも気を遣うようになり、気分が高揚しました。

ここでは汗をいっぱいかくのでホットフラッシュを感じませんでしたが、

他の場所ではまだ突然カーッとのぼせて大量の汗が噴出することもありました。

対処3、大豆イソフラボンを食べる

更年期にエストロゲンが急に減って体調が悪くなるので、エストロゲンの代わりになる「大豆イソフラボン」を摂ることにしました。

納豆・豆腐・おから・味噌・油揚げなど大豆由来の食べ物。

これらの食品はエストロゲンに似た分子構造の「大豆イソフラボン」を含んでいるため、これらの食品を摂ると、エストロゲンが分泌されているときに近い状態が体に起こります。

しかし大豆イソフラボンを腸内でエクオールに変換出来ないと効果が無いそうです。

腸内でエクオールに変換できるのは約半数の人だけと言われてます。

私はレディースクリニックでも薦められた大塚製薬の「エクエル」を飲んでいます。

もう5年以上続けています。

そのせいだけでは無いと思いますが今の私は更年期症状から解放されています。

特に膣のカサつきと痛みは無くなり、心身全体に潤いを感じます。

あいにく顔面痙攣は治っていませんが。

顔面痙攣は顔面神経を圧迫している血管を移動する手術をしなければ根治しないらしいです。

手術は嫌なので気にせずに痙攣に付き合っていこうと思っています。


まとめ

症状や体質は一人ひとり大きく異なるため、医師とじっくり話し合いながら自分に合う治療を選ぶことが大切です。

私は良い医師に巡り会えたことが良かったと思います。

ひとりで抱え込まないで親身になってくれる人に相談してください。

それと運動して心身のメンテナンスも大切です。

高齢によるエストロゲンが不足していくのは事実なので、それに変わるエクオールは有効です。

更年期の心身の不調は本当に辛いですが、必ず乗り越えられると自分を信じて下さい。

人生100年時代まだまだ楽しいことを見つけられます。

女の人生もこれからです。

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