以前このブログに書いた「兄の葬儀に驚愕、困惑する私だが兄嫁は納得の自画自賛。←クリック」の続き。
兄の49日法要に行ってきた。
玄関から廊下に続き仏壇までズラーッと並んだ花束、花かご、花輪や果物の籠、お供え物。
団地なのにパーティー会場のような花道を通り、仏壇があるリビングに入った。
兄嫁はいつも派手に物事を執り行なう。
社交的で交友関係が多いので多数のお供えが届いたのだろう。
付合いが多いと出て行くお金も多くなる。
それもあってか頻繁に我が家に金を無心に来る。
ご仏前に香典とお供えをして拝んだ。
暫くしてお坊さんが来て49日法要が滞りなく終わった。
兄はアルコール依存症で仕事が続かず、いつもお金に困って借金ばかりしていた。
最後は心不全で低酸素脳症になり1年以上植物人間状態で入院していた。
長年迷惑を掛けられていたので、縁を切りたいと思い電話に出ないようにしていたときに兄が倒れた。
(参考ブログ ちむどんどん級の兄弟リスクが突然終幕か?←クリック)
そう言う経緯も有り入院中に一度しかお見舞いに行かなかった。
兄嫁からすれば冷たい妹だと感じていたのだろう。
法要後の食事の時に私が葬式で会葬礼状を貰えなかったことを言ったのをきっかけに言い争いになった。
私「葬式に従兄弟を連れてきて欲しいと言われたから呼んだのに、従兄弟には会葬礼状渡して欲しかった。
私の家族と従兄弟だけ会葬礼状が貰えなかったなんて・・・」
兄嫁「そんなん知らんわ。葬儀屋に全員に渡してと言ってあった。」
「それより夫が倒れたときに冷たかったし葬式後は参りに来てくれへんし」
から始まり関係のない過去の話まで持ち出して文句を言ってきた。
兄嫁「早く縁を切りたいと思ってるんやろ?もう今日で縁切りや」
と言われ私は(やったー!やっと縁切れる。)と内心思った。
私「もう金、金と言われへんからせいせいするわ」と言ってやった。
周りに居た人たちは黙って聞いて居るだけ。
最後に誰かが「全部吐き出してスッキリしたやろ」と言ったのを機に兄嫁と私は黙った。
その後、何故か仲直りをしてしまった。
兄嫁は私とは性格や価値観が全く違うが、何故か憎めない不思議な魅力を持っている。
兄嫁に貸した金を返して貰えずに不満に思って居るほとんどの人も結局この不思議な魅力で縁が切れない。
誰とでも親しくなり交友関係を広げていく天才だ。
どんな些細なきっかけでも出会った人を友達にしてしまう。
それがコンビニの学生アルバイトであっても。
入院先の看護婦や医者でも。
兄嫁に捕まるともう逃れられない。
にほんブログ村
コメント