現実は小説より奇なりと言うがこんなことが・・・
濃密な?人生経験をしてきた58歳の私にもまだまだ未知なる男女の世界があるのだと恐れ入った。
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株で950万円借金
当駐車場の常連客の大輔さん(仮名)は、とても気さくで明るい人。
管理人の私にも気軽にジョークなどを言って笑わせてくれる。
しかしこのところ難しい顔をして話もせずに駐車して出かけて戻ってすぐ出庫していく。
尋ねると「いやー株で大損して首が回らん。口も回らん。」
私もこのご時世、同じく持っている米国株がすべて半値以下になって青ざめていたので、
気持ちはよくわかる。
でも私は信用買いをしていないので長期保有を覚悟している。
しかし大輔さんはレバレッジで950万円も負債を抱えることになった。
新しい彼女は25歳年上
それから数日して大輔さんが明るさを取り戻した。
「いいことあったん?」と聞くと
「うん、新しい彼女が借金の面倒見てくれるねん。」
「大輔さん、また彼女出来たんか?去年奥さんに愛人と別れさせられたと言ってたのに。」
大輔さんの奥さんは年上でしっかり者。
度重なる大輔さんの浮気にも動じずに対処してきた。
童顔でよくしゃべる大輔さんは母性本能をくすぐるのか、浮気相手はいつも年上。
今回はなんと25歳も年上。
「950万ぐらいでクヨクヨしないで。私が払ってあげるから。」
飲み会で知人が連れてきた智子さん(仮名)。
その席で昔の男に似てると孟アタックを受けたそうだ。
智子さんは亡きご主人の遺産の収益部件を数件持っていて裕福。
智子さんはグイグイと押しまくる
大輔さんが駐車場に来るたびに私は興味津々で応対した。
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昨日、彼女が勝手に交際してた女に詰め寄って「身を引け」と迫って
大変やった。
びっくりするわ、もうー!
私と付き合うなら身をきれいにして。とか言うねん。
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びっくりするのは、
他にも女がいてることの方やわ。
妻帯者のくせに。
智子さんはもそこは気にせずか。
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もっとビックリやけど、
「して。して。」と頼まれるねん。
70歳やで。
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したん?
この様に明け透けなおしゃべりをしていく大輔さん。
ホテルは若い娘連れてる人多いし、出くわしたときちょっと辛いと言う。
それでもヘラヘラ笑いながら満更でもなさそうだ。
どっちがパトロンや!
ところで大輔さんの借金はどうなったのか?
大輔さん「いや、まだで、350万円立て替えてる。」
私「え?なに智子さん金持ちやろ?何で金出したん?」
大輔「それがいろいろ事情あって。明日が勝負やねん。」
「明日、3000万円入るから貸した金ともらう分とで1300万円くれることになってる。」
「もし違ったら別れる。利子つけて立て替えた金返せと言う」
なんか話がややこしくなってるな~。
次の日から暫く大輔さんは来なくなった。
10日ほどして来たので「どう?」と一言聞くと、
「いや~ズルズルと引っ張られてる。最近、飯代もコッチ持ちや!」
苦笑いで去って行く大輔さん。
何があったのか?
美しすぎる70歳
ある日、助手席に智子さんが乗って来た。
大輔さんと一緒に車から降りてきた智子さんに私の目は釘付けになった。
美しすぎる!
立ち居振る舞いも優雅。
微笑みながらこちらに向かってくる。
「初めまして。うちの大ちゃんがお世話になってます。私も時々同乗して来るからよろしくね。」
後ろから大輔さんがヘラヘラと笑いながら頭をかいている。
どないなってんねん!
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ま と め
一昔前のイメージのままでシニア女性を判断してはいけない。
70歳代はまだまだ女性として現役。
しかも、何かしらの技を持っている。
その気になれば若いジゴロを手玉に取ることぐらい朝飯前なのかもしれない。
58歳の私は心の中だけで恋愛を楽しみながら、
「なんて心の中は自由なんだろう!」と悦に入っているのに・・・
大輔さんの人生のしくじりは
狂歌「世の中は金と女が仇なり」
江戸時代の狂歌のままである。
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