今の精算機はプロテクターが頑丈になり窃盗もなくなったが、
25年前のコインパーキングの精算機は簡単な作りでよく壊されて売上金を盗まれた。
度々精算機が壊されて売上金より修理代に頭を痛めていた。
社長、夜に管理小屋に泊まって窃盗犯を待つ
度々被害に遭い激怒した社長は管理事務所の小屋に泊まり込んで犯人を迎え撃つ作戦に出た。
社長は子供の頃から拳法をしていて格闘には自信があった。
作戦から2日後、真夜中の2時半過ぎに警報がなった。
窓から見ると3人組の泥棒が精算機を壊しているところだ。
「こらー!」
と出て行く社長に
「殺すぞ!」
犯人の一人が空気銃で撃ってきた。
もう一人がモデルガンを構えてる。
やばすぎる!
さすがに社長も小屋に逃げ込む。
警備会社に電話すると
「警察に通報しています。私どもの警備員も向かっています。」
30分以上経っても来ない警備員
小屋の中から窓越しに犯人の所業をイライラしながら見てるしか仕方ない社長。
待てど暮らせどやって来ない助っ人。
犯人たちも慌てている。
タイムアウトを意識してかコインボックスだけ持って早々にずらかった。
暫くして最寄りの交番からか?
お巡りさんが一人で自転車に乗ってのんびりやって来た。
お巡りさんに事情を話し終えて、30分以上経ってから警備員が車でやって来た。
「なんやねん! おまえ!遅いやろ!犯人逃げてしもたやろ! 遅すぎや!」
と激怒する社長に
「いや~犯人に出くわしたら危険やから・・・」
「私ら警備員は命かけるほど金貰ってませんので・・・」
と頭をかきながら反省の様子もない。
腹立たしいが納得のセリフでショックだった。
がっかり、項垂れる。
ま と め
警備員の給与は安い。
命をかけられるほどの給与とはいくらなのかは解らないが、せめて警察官は命がけで市民を守って欲しい。
警備員は警備員の服を着ているだけのサラリーマン。
期待してはいけない。
自分の財産と自分の身は自分で守ろう。
にほんブログ村
コメント