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退職金はサッサと貰っとけ!年金にすると手取りが減る。最悪業績悪化で貰えなくなる。

お金の話
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夫よ!

ごちゃごちゃ考えずに一括で退職金をもらえ!

トットと貰えるうちに貰っておけ!

年金にすると無茶苦茶損やと言うてるやろ!

ツベコベ言うな。

妻の私の言うとおりにしろ!

業績悪化で企業年金は貰えなくなる可能性

少子高齢化で日本の経済成長は望めない。

会社の業績はこの先どうなるか分からない。

10年以上前になるが日本航空の経営破綻時に企業年金の減額が話題になった。

退職金を一時金で貰っていた人は助かったが企業年金にした人は圧縮された。

さっさと貰った者勝ち!

退職金として貰うと税金がかからない

退職所得控除を活用すると殆ど税金がかからない。

勤続年数20年以下の退職控除
40万円×勤続年数(80万円以下のときは80万円)

勤続年数20年超の退職控除
800万円+70万円×(勤続年数-20年)

(勤続年数は1年未満は切り上げ、29年1ヶ月なら30年で計算)

もし退職金2000万円なら

大学卒業後60歳まで37年1ヶ月勤めていたなら
800万円+70万円×(38年-20年)=2060万円の控除で税金0円
社会保険料もかからないので退職金の支給額が丸まる手取額になる。


勤続年数29年1ヶ月の場合なら
800万円+70万円×(30年-20年)=1500万円の退職控除

(2000万円-1500万円)×1/2=250万円(課税所得)

250万円×10%-97500=15万2500円(所得税)

250万円×10%(一律)=25万円(住民税)

合計約40万円

2000万円の所得でたったの40万円しか税金がかからないのは凄い優遇措置。

退職金には「所得税」と「住民税」がかかりますが、社会保険料(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)はかかりません。(※在職中の前払い退職金の場合を除く)

退職金を年金で貰うと手取額が減る。運用益2%に欺されるな。

年金にすれば運用益で支給額が増える。

しかし2%の運用益で税金と社会保険料は賄えない。

しかも医療や介護の自己負担が重くなる。

2000万円の退職金を、10年間年金として受け取る場合

年金の運用分が210万円(運用率2%で計算)で退職年金年額221万円、公的年金の収入金額が年350万円、年金以外に収入はなく、所得控除は社会保険料が60万円と基礎控除48万円。

この場合、10年間、毎年21万1350円を税金として納めることになる。

一方、退職金を一括で貰った場合、課税対象は公的年金だけなので、毎年6万3500円を収めることになる。1年で14万7850円、10年で140万7850円の差になる。

住民税も高くなる。その差は1年間あたり、30万8850円-12万7000円=18万1850円。10年間だと181万8500円。

さらに、国民健康保険税は前年の所得金額によって変わってくる。市区町村によって計算方法が変わるが、退職年金によって、納める金額が1年間で6万円増えたと仮定すると、10年で60万円の差となる。

退職金を年金でもらう場合、年金所得が増えた分だけ、国民健康保険税も高くなるのだ。

所得税、住民税、国民健康保険税の10年分の差を合わせると388万9448円となる。

所得税・住民税はもちろんのこと、65歳以降に払う国民健康保険料や介護保険料もアップする。しかも国民保険料や介護保険料は年々増加する傾向にある。

2%の運用率であったとしても、年金受取りすることで増える税金と社会保険料の負担は、運用益ではカバーできない。

まとめ

退職金は一括で貰う方が年金にするよりお得!

長く勤めていた会社員のほとんどが退職金に税金がかからない。

退職金には社会保険料もかからない。

年金にすると所得税、住民税、国民健康保険税の10年分の差を合わせると388万9448円の損となる。

年金にしたせいで損する額は2~3%の運用益ではカバー出来ない

年金にすると、医療費や介護保険の利用料の自己負担額が増える可能性がある。

国民健康保険料や介護保険料は年々増加する傾向なので年金から引かれる額は増えていく。

退職金を一時金で受け取るとき会社が事務処理してくれるので確定申告しなくてもいい。

年金にすると自分で毎年確定申告をしなければならない。

この先どうなるか分からないから貰えるときに退職金を貰おう。

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